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カードバスタイプのIEEE1394バスモニター販売開始 (2000.03.07)


情報・通信機器の開発設計を事業とする株式会社テクノスコープ(本社・埼玉県浦和市、白川進社長、048-822-5281)は、「IEEE1394」400Mbps(メガビット/秒)に対応したバスモニターキット「ZenkumanTM AFW-40」の、カードバス対応の新モデルとして「ZenkumanTM AFW-40C」の販売を開始することを発表した。

テクノスコープでは、1997年10月より、デスクトップパソコンにPCIホストアダプタカードを装入して使用するタイプのIEEE1394バスモニター「ZenkumanTM AFW-40」を販売しているが、今回の製品「ZenkumanTM AFW-40C」は、可搬性を重視し、ほとんどのノートブックパソコンに搭載されているカードバスに接続して使用することができる。IEEE1394搭載製品が多数市場で見られるようになったことから、同社では、製造現場や品質管理、及び出荷後のサポートなど、バスモニターの対象となる市場の拡大を見込み、今回の製品開発・販売開始に踏み切った。

従来のバスモニターは、IEEE1394製品を開発・製造しているパソコン周辺機器及びマルチメディア機器メーカーの研究・開発担当者が、部署で1台導入し、自室内で使用するための製品であったが、ノートブックパソコンで使用可能となることで、研究・開発担当者の自室外での動作検証用途に加え、製品を出荷している企業の品質管理及び製品出荷後のメンテナンスにおいても、その用途が見込めるものとなる。

さらに、本製品は従来の製品と比較して、大幅に機能をアップさせている。
従来の同社製品の機能はIEEE1394機器間の通信をモニターするのみであったが、これに加えて、モニターしている機器間へのパケットの送出やバスリセット発行なども可能となりより使い易くなったことによってデバック効率の向上及び開発、調査時間の短縮が可能となる。 本機能は、本製品だけでなく、従来製品にも追加し、既存ユーザーへはソフトウェアのバージョンアップで対応する。

本製品は、住友商事系列の住商電子デバイス株式会社(本社・東京都千代田区、長谷真司社長)を通じて販売される。
価格はオープンプライスとなるが、実売価格は30万円前後となる予定である。販売価格については、従来の製品とは異なり、製品出荷後のフィールドサービス用途などに向け、複数での導入も見込んでいるため、導入数量によっては大幅なディスカウントも行う予定である。

現在、IEEE1394対応製品は、PC周辺機器に限らず、ソニーのプレイステーション2を初め情報家電製品まで多数発売が予定されている。同社は、IEEE1394機器開発及び製造・検査・フィールドサービスなどの用途が一層拡大することを見込み、PC周辺機器メーカー及び情報家電メーカー、その他幅広い分野に向けて、年間1000セットの販売を予定している。

株式会社テクノスコープは、Apple Computer社が1988年から開発している「ファイアワイア (FireWire) / IEEE1394」に注目し、約5年前より調査、開発を行い、その後「IEEE1394」関連製品をリリースしながら、開発技術を集積してきた。今後も市場形成の一助と成るべく「IEEE1394」関連製品を発表し続ける予定である。



このニューズリリースに関する問い合わせや取材申し込みは、下記まで。
株式会社テクノスコープ  営業部
〒336-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-6-13  TEL:048-822-5281
インターネットでの情報は、http://www.technoscope.co.jp/



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